WordPressが重い原因と対処法|表示速度を改善するチェックリスト

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WordPressが重い原因と対処法|表示速度を改善するチェックリスト(初心者〜中級者向け)

「WordPressが重い」「管理画面の動きが遅い」「ページ表示に時間がかかる」――。
原因はひとつではなく、テーマ・プラグイン・画像・キャッシュ・サーバー性能・DB肥大・外部通信など複数の要素が絡み合って起きます。

本記事では、原因の特定 → すぐできる対処 → 根本改善の順で、WordPress高速化の王道手順をまとめます。
作業は難易度別に整理しているので、できるところから進めてください。

先に結論:「プラグイン削減」や「画像最適化」だけで改善しない場合、サーバー側(CPU/メモリ/ストレージ)がボトルネックのケースが多いです。原因切り分けをして、打ち手を間違えないのが最短ルートです。

  1. まず確認:あなたの「重い」はどの症状?(原因の当たりを付ける)
  2. 原因特定の基本:まず「計測」しないと改善できない
    1. 必ず見るべき計測ツール(無料)
  3. WordPressが重い主な原因(よくある順)
    1. 1)プラグインが多い・重い(特に「全ページで動く」系)
    2. 2)画像が大きい・最適化されていない
    3. 3)キャッシュが効いていない(または設定ミス)
    4. 4)テーマが重い(機能過多・CSS/JSが多い)
    5. 5)サーバー性能不足(CPU・メモリ・ストレージがボトルネック)
    6. 6)データベース(DB)の肥大・不要データの蓄積
    7. 7)外部通信(広告・計測タグ・SNS埋め込み・フォント)
  4. すぐできる対処(最優先で効く順)
    1. 対処1:不要なプラグインを削除(停止だけでなく削除)
    2. 対処2:画像をWebP化+適正サイズ化(横幅を必要以上に大きくしない)
    3. 対処3:キャッシュを導入(ページキャッシュ+ブラウザキャッシュ)
    4. 対処4:JS/CSSの最適化(遅延読み込み・不要機能オフ)
    5. 対処5:DBの掃除(リビジョン・スパム・トランジェント)
  5. 根本対策:改善しないなら「サーバー移行」が最も効く
    1. サーバー側が原因っぽいサイン
  6. よくある「落とし穴」:やりがちだけど逆効果なこと
  7. チェックリスト:今日からできる高速化10項目
  8. よくある質問(FAQ)
    1. Q. とりあえず一番効く対策は?
    2. Q. 管理画面だけ遅いのはなぜ?
    3. Q. 速いサーバーに変えるとどれくらい変わる?

まず確認:あなたの「重い」はどの症状?(原因の当たりを付ける)

  • ページ表示が遅い:フロント(訪問者側)の速度問題。画像・JS/CSS・キャッシュ・サーバー処理・外部通信が原因になりやすい。
  • 管理画面が遅い:WP-Adminが遅い。プラグインの処理、DB肥大、サーバーリソース不足、PHP設定が原因になりやすい。
  • 特定ページだけ遅い:重いウィジェット、外部埋め込み、巨大画像、複雑なクエリ、アクセス集中が疑わしい。
  • ときどき遅い/時間帯で遅い:サーバー混雑、Cron(WP-Cron)、バックアップ処理、アクセス集中、外部API遅延が疑わしい。

原因特定の基本:まず「計測」しないと改善できない

体感だけで対策すると遠回りになりがちです。まずは「何が遅いのか」を見える化します。

必ず見るべき計測ツール(無料)

  • PageSpeed Insights:LCP/CLS/INPなどCore Web Vitalsの目安が分かる
  • Chrome DevTools(Network / Lighthouse):遅いリソース(画像・JS・外部通信)を特定できる
  • サーバー側アクセス解析(応答速度):TTFB(サーバー応答)が遅いかどうかを判断する

ポイント:

  • TTFBが遅い → サーバー処理/DB/キャッシュ/プラグインが疑わしい
  • LCPが遅い → 画像、フォント、ヒーロー領域、レンダリングブロックが疑わしい
  • リソース数が多い → JS/CSS/外部タグ(広告・計測・SNS)が疑わしい

WordPressが重い主な原因(よくある順)

1)プラグインが多い・重い(特に「全ページで動く」系)

プラグインは便利ですが、読み込みやDBアクセスが増えると簡単に遅くなります。特に以下は重くなりやすいです。

  • 多機能SEO/解析/広告管理(外部タグも増える)
  • 画像最適化(設定次第でサーバー負荷が上がる)
  • バックアップ(定期実行で時間帯が重くなる)
  • ページビルダー/ブロック拡張(フロント側のJS増加)
  • セキュリティ系(ログ監視・WAF・アクセス制御)

2)画像が大きい・最適化されていない

「重い原因No.1」になりやすいのが画像です。横幅3000pxのJPEGをそのまま貼るだけで、表示が一気に遅くなります。

3)キャッシュが効いていない(または設定ミス)

キャッシュがないと、アクセスのたびにPHP→DB→HTML生成が走ります。アクセスが増えるほど遅くなり、最悪タイムアウトします。

4)テーマが重い(機能過多・CSS/JSが多い)

デザイン性と引き換えに、CSS/JSが肥大化しているテーマもあります。特に「アニメーション」「スライダー」「多機能ウィジェット」が多いと影響が出やすいです。

5)サーバー性能不足(CPU・メモリ・ストレージがボトルネック)

同じWordPressでも、サーバーが変わると体感は別物です。特に以下に該当すると、サーバー側が原因になりやすいです。

  • 同時アクセスが増えてきた
  • プラグインや記事数が増えてきた
  • 管理画面も遅い
  • キャッシュを入れても改善が薄い

6)データベース(DB)の肥大・不要データの蓄積

リビジョン、下書き、自動保存、スパムコメント、期限切れトランジェントなどが蓄積すると、DBクエリが重くなります。

7)外部通信(広告・計測タグ・SNS埋め込み・フォント)

Googleタグ、広告、SNS埋め込み、外部フォントは「相手が遅いと自サイトも遅くなる」要因です。読み込み順や遅延設定の影響が大きいです。

すぐできる対処(最優先で効く順)

対処1:不要なプラグインを削除(停止だけでなく削除)

  • 使っていないものは削除(停止だけだと残骸や自動処理が残る場合あり)
  • 役割が被っているものは統合(SEO+高速化+画像最適化など)
  • 「導入したら遅くなった」プラグインは疑って良い

実務のコツ:プラグインを1個ずつ停止し、速度の変化を記録すると原因を特定できます。計測は「同じページ」「同じ条件」で行いましょう。

対処2:画像をWebP化+適正サイズ化(横幅を必要以上に大きくしない)

  • 目安:ブログ本文の画像は 横1200px前後で十分なことが多い
  • 可能ならWebP化(表示速度と転送量が大きく改善)
  • サムネイルの多用は要注意(一覧で大量に読まれる)

対処3:キャッシュを導入(ページキャッシュ+ブラウザキャッシュ)

キャッシュ系プラグインの導入、またはサーバー側キャッシュ(高速化機能)が有効です。

  • ページキャッシュ(HTMLを保存して再利用)
  • ブラウザキャッシュ(画像・CSS・JSの再取得を減らす)
  • 可能ならオブジェクトキャッシュ(Redis等)も検討

対処4:JS/CSSの最適化(遅延読み込み・不要機能オフ)

  • 不要な機能(スライダー、アニメーション、絵文字、ブロックCSSなど)を止める
  • 外部タグ(広告/計測/SNS)を整理し、必要最小限に
  • 可能なら「遅延読み込み」「非同期」を活用(設定ミスに注意)

対処5:DBの掃除(リビジョン・スパム・トランジェント)

  • リビジョンの上限を設定する
  • スパムコメントを定期削除
  • 期限切れトランジェントの削除

根本対策:改善しないなら「サーバー移行」が最も効く

上記をやっても改善が薄い場合、サーバー性能が限界の可能性があります。
WordPressは「PHPで動くCMS」なので、CPUとメモリが弱いと、どう頑張っても限界があります。

サーバー側が原因っぽいサイン

  • 管理画面が常に遅い
  • 投稿・更新・画像アップロードで待たされる
  • アクセスが増えると急に遅くなる
  • TTFBが高い(サーバー応答が遅い)

サーバーが原因かも?と思ったら:
「どのサーバーが速いのか」「移行して効果が出るのか」を、条件別に比較してから動くのが安全です。

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よくある「落とし穴」:やりがちだけど逆効果なこと

  • 高速化プラグインを入れすぎる:競合して不具合や遅延が増えることがある
  • 画像最適化を「変換しながら」実行:サーバー負荷が跳ね上がる(夜間やバッチ推奨)
  • JS/CSSの結合・最小化を闇雲にON:表示崩れやエラーが出て逆に遅くなることがある
  • 外部タグを増やしすぎる:広告や計測は便利だが、積み上がると確実に重くなる

チェックリスト:今日からできる高速化10項目

  1. 不要プラグインを削除した
  2. 画像を適正サイズにしてWebP化した
  3. キャッシュを導入(またはサーバー高速化機能をON)した
  4. 外部タグ(広告/計測/SNS/フォント)を整理した
  5. スライダーや多機能ウィジェットを減らした
  6. DBの掃除(リビジョン/スパム/トランジェント)をした
  7. PHPバージョンを推奨範囲にした(古すぎない)
  8. テーマを軽量寄りに見直した
  9. アクセス増に備えてサーバー性能を確認した
  10. 改善前後で「数値」を記録した

よくある質問(FAQ)

Q. とりあえず一番効く対策は?

まずは画像最適化キャッシュ導入、次に不要プラグイン削除です。
それでも改善しない場合は、サーバー性能がボトルネックの可能性が高くなります。

Q. 管理画面だけ遅いのはなぜ?

管理画面はキャッシュが効きにくく、プラグインやDBの影響が出やすいです。
プラグインの自動処理(バックアップ/セキュリティ/統計)や、DB肥大サーバーのCPU/メモリ不足を疑ってください。

Q. 速いサーバーに変えるとどれくらい変わる?

サイト構成にもよりますが、TTFBや管理画面レスポンスが大きく改善するケースが多いです。
「改善が見込める条件」を整理してから移行すると失敗しません。

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